孫正義氏の130億円の節税(相続対策)
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孫正義氏は、銀座ティファニービルを320億円で購入。期待利回りは2.6%と低いため割高投資と言われました。しかし、その真意は、相続対策にあります。ティファニービルの相続税評価額は、推定で83億円で、なんと、時価との差額が240億円もあります。キャッシュ320億円よりも、時価320億円のティファニービルを持つ方が、130億円(240億円 x 55%)も相続税が下がるんです。
天文学的な数字から一転、一般社会に目を向けますが、同じ予算で比べると、一軒家よりもマンション、マンションでも低層階より、高層階の方が、相続税評価額が下がります(=相続税負担が軽くなります)。タワーマンション高層階の眺望や、高層階、、という目に見えないプレミアムは、相続税評価額には反映されないのが大きな理由です。
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