10月開始のインボイス制度 音楽印税に波紋 JASRACの減額通知に翻弄される作曲家(ニュース記事を解説)
投稿日:
2023.10.1 産経新聞
これまではJASRACから印税権者に音楽使用料を分配する際は消費税も含めた上で使用料を支払ってました。しかし2023年10月以降は、JASRACはインボイスが発行できない免税事業者に対しては、音楽使用料から消費税額相当分を差し引いて支払うとしました。
インボイス制度導入により、免税事業者に対して「一方的な取引価格の減額通告」につながる行為をおこなってはいけないことになっている。これを「優越的地位の乱用」と呼んでおり、JASRACの減額通知がこれに該当するかどうかが注目されてます。

現在のところ、一方的な取引価格の減額通告など優越的地位の乱用のつながる恐れのある行為が確認されたとして、日本たばこ産業(JT)など計18事業者(2023年7月末時点)を注意しているが、JASRACはこれに入っていないとのことです。
これは、音楽権利者とJASRACとの関係が、一般的な「買い手」と「仕入れ先」の関係とは異なり、「信託法上の『信託』に基づくためだそうです。信託法上の公平義務の観点からも、免税事業者には各自で消費税分を負担してもらう必要があると理解を求めているとのことです。
関連記事
-
-
外国法人による日本企業株の譲渡、計66億円申告漏れ指摘②~タックスヘイブン課税~(新聞報道を解説)
昨日のブログで、BVI法人が日本法人N株を購入後、すぐにこの株式を他の法人に転売 …
-
-
(新聞報道を解説) 「機長派遣の海外企業、消費税申告漏れ」
日本の航空会社にパイロットを派遣している米国、ニュージーランド、アイルランド等の …
-
-
法人の中間納税義務
法人の中間納税義務をまとめてみました。 法人税…前期の年税額が20万 …
-
-
税制改正大綱発表されました
下記が主な改正事項なんですが、ただ、一番大事な抜本的な改正案は見送られました。 …
-
-
森友問題が税務調査に与える影響
税務調査で、納税者が「そんな記録残ってませんよ」と言い、あとで事実に反する書類が …
-
-
Matsuhisa
経営者として、職人として、私の尊敬するオーナーシェフ 松久信幸氏がビバリーヒルズ …
-
-
東京事務所ランチ忘年会
今年のランチ忘年会は、全聚徳(ぜんしゅとく)銀座店 全聚徳 は、北京ダックで …
-
-
取締役会は書面の持ち回りで決議してしまうことが可能か?
1 旧商法では書面決議NG旧商法では、 ” 取締役会=取締役が意見交換して意思決 …
- PREV
- シンガポールスリング
- NEXT
- 清算結了した会社の帳簿書類
