人気観光地の神社への税務調査事例(水曜オンライン勉強会)
投稿日:
今日のオンライン勉強会の講師は榊原さん。税務署による神社への税務調査事例について解説してもらいました。

税務署も最近はインターネットを使って情報を収集するようになってきてます。今回もインターネットからとある神社が由緒ある人気観光スポットとして認知されていることを知り、源泉所得税の納付がされていなかったことから、
事業実態を確認するため税務調査を行いました。
もともと神社は法人税の納税義務はありませんが、代表役員である宮司に給与を払った場合には、私達サラリーマンと同じように源泉所得税を徴収しなければなりません。
人気スポットであれば、お守りの販売収入も多いので、宮司に給与を支払っているだろうという読みです。
税務調査官は、現地の調査で収入状況の確認を行ったところ、事前の情報収集により把握していた参拝客の規模に比して祈祷料等の収入計上額が僅少であり、賽銭やお守りの販売代金も一切計上されていない事実をつかみました。
代表役員である宮司に、賽銭(さいせん)等の収入が一切計上されていないことについて説明を求めたが、曖昧な回答に終始したことから、宮司の個人資産の状況を確認するため、境内に隣接する宮司の自宅への同行を求めたところ、なんと宮司はそれまでの協力的な態度を一変させ、今後は調査に一切協力しない旨を強硬に申し立ててきたそうです笑。
そこで、宮司の協力が得られるまで説得を重ねるとともに、本来あるべき収入が全く計上されていない点について粘り強く追及した結果、調査担当者の熱意に観念した宮司は、真実の祈祷料収入等が記載されたファイルを提示し、祈祷料収入等の大半を除外して宮司の自宅のリフォーム費用等に充てていた事実を認めたそうです。
関連記事
-
-
租税条約の特典条項とは
租税条約ですが2004年に日米租税条約の大改正が行われた頃から、この租税条約の適 …
-
-
壊れそうな新築ビル
バンコクのサトーンエリア。。何か倒れそうですが、ぴかぴかの新築ビルです。 バンコ …
-
-
(新聞報道を解説) 「起業の手続き1カ所で 都など赤坂でセンター開所式」
この1年位、海外から日本に進出してくる会社が本当に多く、その問い合わせに追われて …
-
-
会社の設立 前株と後株 どちらがよい?
法人の設立に関与することがあるため、前株か後株、どちらにすべきかははよく質問を受 …
-
-
エヌエヌ生命業務改善命令
エヌエヌ生命に業務改善命令が出ましたね。 国税庁は、節税(課税の繰り延べ)を訴求 …
-
-
タックスヘイブン対策税制の適用を除外させるための要件
シンガポール、香港、さらには2013~2015年に限ってタイ等の軽課税国に子会社 …
-
-
シンガポールでのクライアント訪問
アルテスタは海外から日本に進出する法人の会社設立から税務会計、給与計算、その他日 …
-
-
二次相続対策とは。遺産分割の基本戦略。
お父様がお亡くなりになり、相続人が、その配偶者と子供だけとなる場合があります。遺 …
- PREV
- 日本法人のタイ進出サポート/バンコクオフィス
- NEXT
- クリスマスツリー飾りました
