IBM事件(水曜勉強会)
投稿日:
今日の講師は中野さん。IBM事件について解説してもらいました。
その取引が経済合理性を欠く行為の場合には、”同族会社の行為又は計算の否認”という規定により、その行為事態が否認されるのですが、何をもって経済合理性を欠くのか、、というのは条文には書かれてません。なので、裁判所の解釈が非常に重要になります。判例を読むと、判断基準は以下の2点に集約されると、、社内では結論をだしました。
*その取引は自社の利益になっているのか?(=純経済人の行為として不合理な行為ではないか)
*その取引は、取引の相手先の利益になっているのか? (=独立当事者間の通常の行為なのか)
関連記事
-
-
リース取引の税務上の取り扱い(水曜勉強会)
今日の勉強会の内容は盛りだくさんで、1時間予定のところ、30分超過してしまいまし …
-
-
米マクドナルド、海外納税地を英国に 税対策で脱EU (新聞報道を解説)
英国の法人税率は20%と、先進国の中でもかなり低率となってます。マクドナルドのよ …
-
-
INAA Traveller
アルテスタが所属するINAAには、週替わりで世界各国の事務所を紹介する INAA …
-
-
日本法人の役員の外国税額控除
日本法人の役員A(日本居住者)が、米国に出張しましたが、出張日数の関係で米国で所 …
-
-
クレジットカード会社に支払う支払手数料は非課税
税務調査で良く指摘を受ける項目です。その時は気を付けていても、少し経つと忘れてし …
-
-
千葉銀行 香港支店
今日は、日ごろからお世話になっている、千葉銀行の香港支店にお邪魔して来ました。立 …
-
-
10年任期の会社の役員重任登記忘れに注意
役員任期を10年とすることができるようになってから、10年が経過しました。 とい …
-
-
中小企業者の範囲の改正(水曜勉強会)
今日の勉強会の講師は水野さん。租税特別措置法上の中小企業者の範囲の改正について説 …
- PREV
- へそくりは相続財産か?
- NEXT
- シルバーウィーク
