森友学園 文書書き換え問題が税務調査に与える影響 (新聞報道を解説)
投稿日:
学校法人「森友学園」との土地取引を巡る財務省の決裁文書書き換え問題を受けて、佐川宣寿前国税庁長官が9日に辞任。国税庁トップが懲戒処分を受けて辞めるのは、1949年の同庁設置以来初の事態だそうです。
それはそうと、税務調査には良く立ち会いますが、税務調査において、文書を書き換えた事実が発覚した場合には、その納税者は税務署からかなり厳しく指導を受けます。指導する立場の省庁のトップが文書を書き換えてるんですから、税務署の指摘も今後は、説得力無くなりますね。今後は記載の誤りを指摘されても、『後で書き換えればいいでしょ』と答える納税者は増えるでしょうね。
本当にひどい話で、国税庁には多いに反省してほしいです。
関連記事
-
不動産の譲渡 メモも証拠 取得費がわからなくてもあきらめるな
不動産を売却したときの譲渡所得の確定申告。その不動産を当初購入した時期が昔すぎて …
-
タイのデイリーヤマザキでは。。
決算発表には全く関係ありませんが、山パンはタイのバンコクにもあります。高架鉄道( …
-
シンガポールでのCOVID-19制限解除の動向
シンガポールですが、6月2日からCOVID-19対策の制限、通称”サ …
-
相続時精算課税 非居住者への適用
相続時精算課税制度を利用すると、2500万円までの贈与であれば、贈与税の納付義務 …
-
国際税務(初級編) (定期社内勉強会)
社員全員を対象にしましたが、これが意外に難しかったようで。。。 もう一回やんない …
-
外国法人の日本支店 帰属主義への変更による思わぬ弊害
税制改正により、平成28年4月以降、外国法人の日本支店に対しては、帰属主義が適用 …
-
厚生年金等の脱退一時金に対する課税
日本にお住まいになられていた方が母国へ帰国する際に、過去に支払っていた厚生年金保 …
-
千葉銀行 バンコク駐在員事務所開設パーティー
タイのバンコクで開催された千葉銀行様の駐在事務所開設パーティーにご招待頂いたので …