シャチハタ印は何故NG?
投稿日:
個人の申告書類への押印は、”シャチハタ印”はおすすめしてません。契約書への押印に際しても、シャチハタ不可の場合がありますが、そもそもなぜシャチハタ印はNGなのでしょう?
シャチハタ印は、素材がゴムですので、押し方や劣化により同一スタンプでも印影が変わる可能性があったり、時間の経過でインキが薄くなったり、最も重要なのは、大量生産であるために別のスタンプでも同じ形状の文字を比較的簡単に押印できることから、平成18年の東京地裁判決でも、シャチハタ印では本人が押印したことを確認することは出来ないと判断されました。法律上は、もはや自分の意思で押印したとは認められないため、シャチハタをNGとしている契約書が多いのです。
関連記事
-
-
コロナ禍に伴う子会社再建と寄附金(水曜勉強会)
新型コロナウイルス感染症の影響に基因して行う取引先への支援(売掛債権の免除等)は …
-
-
電子取引の電子データ保存 検索要件不要に(水曜勉強会)
今日の勉強会の講師は原田さんと田野さん。電子取引書類の電子保存の改正について解説 …
-
-
イタリアの朝市で
半年くらい前に、イタリアでの会議に参加した際に、ちょっと立ち寄った朝市。 ここで …
-
-
相続税の調査は、どれくらいの確率で行われるのか
平成26年までの統計だと、相続の発生件数は1年間で約130万件(厚生労働省統計情 …
-
-
外国法人が国内不動産の賃貸収入を得る場合
外国法人が国内不動産の賃貸収入を収受する場合ですが、法人や個人事業主から賃料を収 …
-
-
ミャンマーに行ってきました
お客様との打ち合わせがあり、初めてミャンマーにいきました。 ミャンマーは、201 …
-
-
日本男子プロゴルフを会社に例えると
1年間の賞金総額は、約35億円。会社に例えると、年間売上35億円の広告業社。そこ …
-
-
取締役会を一切開催しないことは可能か?
【Q】当社は取締役会設置会社ですが、社外取締役、社内取締役が、国内外に分散してい …
