税務署にも成績評価がある?
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あるそうです。
前年度の実績や、ほかの税務署の成績と常に比較されているそうです。また、前年度の実績だけは何としても確保したいという思いも働きやすいとか。。ここら辺は、われわれ企業経営者と同じですね。理解できなくもありません。
あと、以前税務署OBの方から聞いたのですが、申告漏れの疑いがあると判断して調査を開始したのに、結局何も見つけられない「申告是認(=追徴なし)」というのは、結構気まずいそうです。何件も続くと周囲から無能のレッテルを貼られ、自信喪失で夜も眠れなくなる ということもあるそうです。少し裏技的ですが、証拠が見つかりそうにない事例では実地調査を中断して、最初から着手しなかったことにすることもあるとか。ただ、これを多用すると、調査件数が減ってしまうので、申告漏れに該当しそうな別の案件を探して、帳尻を合わせていくそうです。
税理士も大変ですけど、調査官も結構大変なんですね。
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